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  トンネル工事とは、地山を開削せずに、トンネル工法で地中に道路や水路を建設する工事です。トンネルは、
使用目的によって「道路トンネル」と「水路トンネル」に区分されます。また、硬質岩盤を対象にするか、地下水の高い軟弱地盤を対象にするかによって、「山岳トンネル工法」と「シールドトンネル工法」に区分されます。
  都市部を除いて、山岳トンネル工法が一般的に採用されます。山岳トンネル工法は、トンネルを支える支保工の構造や掘削方式によって、「矢板工法」「NATM工法」「TBM工法」「発破掘削」「機械掘削」等に区分されます。技術者の知識と経験を駆使して、計画する地域の地形・地質条件に最も適したトンネルの施工方法を選定し、設計することになります。
  トンネルは、地下構造物で地震動と一体に挙動するため、東日本大震災でも大きな損傷がなく、地震に強い構造物とされています。
 

水路トンネル

  水路トンネルは、農業用ダムや頭首工から農地に用水を導水する際に、地形標高が高く、開水路や管水路では送水できない場合や、地形が険しくこれらが施工できない山岳地に建設されます。
 

道路トンネル

  道路トンネルは、集落や農業団地を結ぶ広域農道等において、道路で山地を大きく迂回するよりも尾根を貫通させた方が、住民生活の便や経済的に有利になる場合に建設されます。
 

設計・施工事例

 
  ①掘削中の水路トンネル(矢板工法)
    火薬やビットの付いた掘削機を使用して掘削します。
    掘削機は、鋼製ビットを装着した先端部を回転させて岩盤を
  切削します。 
    掘削中はH鋼を使用した支保工と松矢板で地山を支えます。
  掘削後は馬蹄形コンクリートでライニングして仕上げます。
道路事業における道路設計業務の位置づけ
  ②掘削着手直後の水路トンネル(TBM工法)
    TBMマシンを用いて長距離掘削します。
   (写真は長距離5.6kmを掘進しました)
    掘削中はH鋼支保工とコンクリート吹付工で地山を支えます。
    掘削後は円形コンクリートでライニングして仕上げます。
道路事業における道路設計業務の位置づけ
  ③完成後の道路トンネル(NATM工法)   
    火薬やビットの付いた掘削機を使用して掘削します。
    掘削中はH鋼支保工、ロックボルト、コンクリート吹付工で
  地山を支えます。   
    掘削後は、上半はコンクリート、底板は舗装して仕上げます。
道路事業における道路設計業務の位置づけ